青汁とクロレラの違い

青汁とクロレラの違い

青汁とクロレラは両者共に野菜不足を補う栄養補助食品として知られています。
色も緑と同じにため、見分けがつかない、違いがわからないという方も多いと思います。
そこで、今回は青汁とクロレラの違いと、両者に含まれる成分と効能効果について詳しくご紹介したいと思います。

1:青汁とは
青汁とは、ケール、明日葉、大麦若葉などを主成分とした緑野菜を搾った汁のことを指します。
食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが青汁の三大栄養素ですが、他にもたくさんの栄養素が含まれており、栄養価、抗酸化作用が高く、健康維持、健康促進、便秘解消、アンチエイジング、ダイエット、貧血予防、眼精疲労予防、生活習慣病予防、病中病後の滋養強壮など、あらゆることに効果がある、大変有能な商品です。

ケールに含まれる成分としては、主に、食物繊維、βカロテン、ルテイン、ビタミンC、カルシウムなどがあげられます。
アンチエイジング、リフレッシュ、活力アップ、便秘解消、新陳代謝促進などに効果が高い成分です。
明日葉に含まれる成分としては、主に、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムなどがあげられます。
活力アップ、美容サポート、アンチエイジング、ダイエット、脳の活性化、むくみ解消、便秘解消などに効果が高い成分です。
大麦若葉に含まれる成分としては、食物繊維、βカロテン、SOD酵素、トリプトファン、アラニンなどがあげられます。
活性アップ、健康維持、リズムを整える、アンチエイジング、美肌サポート、便秘解消などに効果が高い成分です。
青汁には、この三大主成分の他に、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、クマイザサ、桑の葉などの葉野菜のうち何種類かを配合したものが多く、それらの栄養素が青汁の効果を更に高めているといえます。

2:青汁の歴史
青汁の歴史は千年前にさかのぼります。
日本で、一般的に知られるようになったのは、戦前戦後からだといわれています。
岡山県に住んていた遠藤博士が飢えを凌ぐために食べ始めたところ大変体調が良くなり、近辺に住む人々に配り歩きました。
そのおかげで、飢えから逃れ命を助けられた人が多くいたといわれいます。
遠藤博士は戦後、医師を生業とする傍ら、青汁の研究を続けケールに辿り着きました。
その際に、「農薬や化学肥料を使用したケールでは駄目だということ」、「ビタミンやミネラルをバランス良く摂取するためには清浄なケールを使用すること」という結論に至りました。
青汁の名前の由来は、緑の葉野菜を青菜と表現する日本古語の用法の名残りからくるものです。
現在では国民的な健康補助食品として愛用者の多い青汁ですが、戦前戦後の食糧難の時代には、大切な食料として広まったものの、戦後、日本が豊かになるにつれて、一部の健康志向の高い方や九州地方でのみ愛用されるというマイナーな商品になりました。
再ブームとなったきっかけは1990年代にバラエティ番組の中で罰ゲームの景品として使用されたことと健康ブームが重なり、再度注目を浴びるようになったといわれています。
当時は苦いまずいがキャッチフレーズだった青汁ですが、2000年以降は味や品質の改良が進んだことにより、主成分を大麦若葉や明日葉などの苦味の少ない飲みやすい青汁が増えてきました。

3:クロレラとは
クロレラとはスピリルナとい長さ300~500ミクロンのらせん状の藻を原料とする緑藻類のことを指します。
スビリルナには60種類以上の栄養素がバランス良く含まれています。
また、消化率が高く、食事だけでは不足しがちな、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、スーパーグリーンフードと呼ばれています。
スビリルナの主な栄養素

①タンパク質
18種類のアミノ酸を含む
②脂質
③炭水化物
④ビタミン
βカロテン、ビタミンB12が青汁の10倍以上。
⑤ミネラル
⑥食物繊維
y-リノレン酸、リノール酸を含み血液をサラサラにします。
⑦グリコーゲン
即エネルギー源になります。
⑧鉄、クロロフィル(葉緑素)
高血圧予防や改善に効果がある他、貧血予防にも効果があります。
また、クロレラには、クロレラにしか存在しない成分が含まれています。
その成分には生物としての分化、増殖(生理現象)を促進する活性物質が含まれており、「CGF(Chlorella.Grows.Factor?クロレラグロースファクター?)と呼ばれています。

☆CGFの研究で現在わかっていること
*CGFactorサラファー(硫黄)を含む核酸や、アミノ酸から成る複合体であること。
以下の5つを含む成分であること。

①グルタミン酸
②アスパラギン酸
③アラニン
④グリシン
⑤プロリン

*核酸の糖部分には以下の6つの成分が含まれていること。

①グルコノーマ
②マンノース
③ラムノース
④アビリース
⑤ガラクトース
⑥キシロース
*CGFは希少な物質として現在も構造や成分に関する研究が進められています。
4:クロレラ(スビリルナ)の歴史 スビリルナは、約35億年前から地球に存在している藻類です。
古くから自生地周辺では食用として利用されてきました。
1967年にメキシコで行われた微生物会議で、フランスのクレーン博士によって紹介され、それをきっかけに、世界中から注目を浴びるようになりました。
また、オランダの学者によって「小さな緑」という意味でクロレラと名付けられました。
最近では青汁の原料としても使用されるようになり、栄養価の高さについては、現在も研究が進められています。

「青汁、クロレラ、両者の効能効果」
青汁、クロレラ(スピリルナ)には共通する効能効果があります。
*成長促進作用がある成分が含まれていることが公表されています。
*ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、葉酸、葉緑素(クロロフィル)などのあらゆる栄養素を含んでおり、天然のマルチビタミンとミネラルの宝庫といわれています。

青汁とクロレラは原料となる栄養素に違いがあることがご理解頂けたかと思います。
ま含まれている成分やその量にも、違いがありますが、両者に共通する効能効果や成分もあります。
総合していえるのはどちらも健康補助食品として優れたものであることに変わりはないということです。
また、青汁の原料として、クロレラ(スビリルナ)を使用されることが増えてきました。
両者の特質を比較した上で、必要とする成分、不足している成分が補えるものを、摂取することをオススメします。

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